【美容と健康】少量の砂糖で果実をじっくり煮詰める。ハスカップの爽やかな酸味と、濃厚&やさしい甘み。
渡り鳥が運んだ!? 勇払原野にあった群生地
ハスカップ——。なんともやさしげで、少しユニークなその果樹の名前は、アイヌ語の「ハシカプ(=枝の上にたくさんなるもの)」が転訛したものといわれています。それだけ、かつては人々の暮らしのそばにあった身近な果実だったのかもしれません。
ロールケーキ、チョコレートクッキー、グミ、果樹液など、近年は複数の北海道を代表する菓子メーカーが、ハスカップの特徴を活かした商品を次々と開発。いずれも人気を博しているようです。

今でこそ全国的に知られるようになったハスカップですが、昭和の頃までは自生地以外ではあまり認知されていませんでした。後志、胆振、日高、十勝、知床半島まで、ハスカップは道内の広い範囲に自生していましたが、なかでも苫小牧市が位置する勇払原野には、日本で唯一といわれる群生地があったそうです。
ハスカップはシベリアなど北方を原産とする植物で、春と秋にウトナイ湖へ飛来する渡り鳥が種を運び、それが根付いたという説が有力です。

かつては梅干しの代わりに。生産量は横ばいから減少傾向
かつては、自生しているハスカップを塩漬けにして梅干しの代わりに食べていたそうですが、戦後、臨海工業地帯の造成や苫小牧東部開発地域の整備などにともなって、その数は減少していきました。
農林水産省の統計(*)によると、登録されているハスカップの収穫量は、1980年代にはおよそ1トンほど。しかしその後、保護活動と栽培が進み、平成のはじめには200トンに迫るまでに増加します。
なお、産地はほぼ100%が北海道。現在は千歳市、美唄市、厚真町、上富良野町などが主産地となっています。
*農林水産省「令和5年特産果樹生産出荷実績調査」

ハスカップの実はとても柔らかく、熟すとすぐに落ちてしまうため、限られた時間のなかで一つひとつ、ていねいに手で摘み取る必要があります。栽培は、米や野菜づくりの合間に行われることが多く、高齢化や人手不足も重なって、栽培量は横ばいから減少傾向に。2023年にはおよそ90トンほどとなっています。
ハスカップに注目が集まっているのは、こうした希少性に加えて、高い機能性をもつ果実であること。つまり、多くの健康効果が期待できる果実として知られるようになってきたからです。
抗酸化作用に抗菌作用、美容にもうれしい果実
ハスカップの機能として広く知られるようになったのが、まず抗酸化作用です。活性酸素を減らし動脈硬化のリスクを軽減するとされるポリフェノールは、ブルーベリーの約5.5倍も含まれているほか、同じく抗酸化作用をもつビタミンCもレモンの約2倍近く含有するといわれています。ポリフェノール(アントシアニン)は、眼精疲労の軽減や視力低下の予防に役立つことでもよく知られています。
さらに、体内で糖とタンパク質が結びついて老化物質が生まれる「糖化」を抑える抗糖化作用があることが実証されているほか、細菌の増殖を抑える抗菌作用、内臓脂肪の減少など肥満防止にうれしい働きを示す報告もあります。加えて、カルシウム(果物の中ではトップクラス)や鉄分も豊富に含むなど、若々しさを保ち、美容にも心強い“スーパー果実”といえそうです。

ジャムづくりに使うのは〝顔の見えるハスカップ〟
産地がほぼ北海道に限られ、収穫量も決して多くはないハスカップだからこそ、何よりも素材を大切にし、その爽やかな酸味を最大限に活かしたい。そんな思いから生まれたのが『今日ジャム 北海道ハスカップ』です。
使用しているハスカップは、JAびえい(美瑛町農業協同組合)と、製造を手がける有限会社フォレストが、りんごなどジャムづくりの原料を仕入れている空知管内の農家に依頼して栽培しているもののみ。生産者の顔が見える、安心できるハスカップであることが大きな特徴です。

糖度にこだわり、ジャムとしてのおいしさを引き出す
同社では、果物本来の味わいを引き出すため、砂糖の量をギリギリまで減らし、果肉を煮詰める製法でジャムやフルーツソースを製造しています。『今日ジャム 北海道ハスカップ』も、希少な原材料ながら同じ製法を採用しているため、ハスカップの含有量が非常に高くなっています。
さらに注目したいのが、その糖度です。近年は“低糖度”がジャムのキーワードとなり、糖度40度前後の商品も多く見られますが、この商品の糖度は約48度。糖度を下げすぎると果物感が強まり、ジャムとしては“角がある”仕上がりになってしまうのだとか。「果物の風味を残しつつ、角がなくやさしい仕上がり」。そのバランスを追求した結果の糖度です。

スプーン2杯ほどで、濃厚なハスカップヨーグルトに
ハスカップが詰まった『今日ジャム 北海道ハスカップ』は、パンにつけて楽しむのはもちろん、ヨーグルトに加えるのもおすすめです。スプーン2杯ほどでも、混ぜ合わせると濃厚なハスカップヨーグルトができあがります。
北海道を代表する果実・ハスカップのジャムは、お土産として喜ばれ、普段の食卓にもぜひ取り入れてほしい一品です。
有限会社フォレストのDO3TABLE商品
今日ジャム 北海道ハスカップ
日本国内でも主に北海道でしか収穫されない、希少な果実「ハスカップ」を贅沢に使用したコンフィチュールタイプのジャムです。

フルーツソース 北海道ハスカップ
日本では主に北海道でしか収穫できない、希少な果実「ハスカップ」を贅沢に使用したフルーツソースです。
